近年、温暖化の進行やヒートアイランド現象により、都市部を中心に平均気温が上昇しています。これに伴い、屋外や工場での作業中に熱中症が多発し、1990年代の中ごろから熱中症による死者の数が増加しています。
また最近では、事務所においても、室内の換気不足や作業者の水分補給が不十分である事による熱中症が多発しています。
これから夏本番となりますが、作業者の健康を維持するため、事業所における熱中症対策を適切に行っていく必要があります。
このレポートをご覧頂く皆様には、熱中症は対策を誤れば、作業者を死に至らしめる事もある非常に恐ろしい疾病である事を十分に理解して頂きたいです。
そこで、このレポートでは、熱中症とその対策について簡単にまとめさせて頂きした。また夏季に多発する「夏血栓」と「脳梗塞」についても触れています。
労働衛生に携わられる方のみならず、事業所で働かれる皆様にご覧頂き、適切な熱中症対策を講じるための入口として頂きたいです。
テクニカルレポート:【労働安全衛生】熱中症対策のポイント
¥550価格
消費税込み