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 本堀技術士事務所の所在する名古屋市を中心とする尾張地方は、濃尾平野の豊かな土壌が育む農産物や伊勢湾の海の幸、木曽三川の川の恵みといった食材の宝庫です。また古くから味噌や醤油、酒、味醂、酢などを製造する醸造産業が発達し、独特の食文化が育まれてきました。

 当事務所は、バイオテクノロジー(生物工学)を業務における専門の一つとしており、食品関係の業務にも活発に取り組ませていますが、「食文化における技術の在り方」というものを非常に重視しています。

 先人たちが築き上げてきた伝統食の中には、地域社会を取り巻く生態系(地域生態系)が生産する生物資源(バイオマス)を適切に管理して、地域文化が担ってきた食に関する技術(加工や保存など)を適用する事で、環境に調和しながら持続的に利用してきた歴史があります。

 地域の伝統文化に根差した知恵や技術の中には、現代の先端技術にも応用できる可能性があるものが多く見られます。この様な知恵や技術に科学技術のメスを入れて、現代の科学技術への応用の可能性を見出す事は、産業の発展のみならず、地域文化の次世代への継承にも繋がるものであると考えられます。

 前置きが長くなってしまいましたが、このレポートでは濃尾平野が誇る伝統食「鮒味噌(ふなみそ)」を実際に調理してこれを食べてみる事で、鮒味噌から見えてくる様々な課題について考えてみたいと思います。

フィールドレポート:【食品】濃尾平野の伝統食「鮒味噌」を喰らう!

¥550価格
消費税込み
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