本堀技術士事務所所長の本堀です。日増しに秋を感じる様になりましたね。
今回はリサイクルの世界で何かと話題に挙がるPETボトルのちょっと変わったリユース法をご紹介させて頂きます。
本堀技術士事務所は名古屋市南部の住宅街にありまして、小さな庭とベランダがあるだけで野菜や果物を育てるスペースなんてありません。
そこで小さなスペースで育てる事ができる野菜作りに挑戦しています。その一つが今回ご紹介する「PETボトルで育てるサツマイモ」です。
サツマイモの切れ端を、水を張った容器に入れておきますと新芽が出てきます。いわゆる「水栽培」ですね。皆様も小学生の時にやったりしたのではないでしょうか?
別途、底部に水抜き用の穴をあけたPETボトルに培養土を入れた栽培容器を準備し、これに摘み取ったサツマイモの新芽を植え付けます。
ベランダなど日当たりの良い場所に置き、1月に1度ほど液肥を散布しますとツルがグングンと伸び、葉を茂らせます。
この時、一つ注意しなければならないのが、PETボトルをアルミホイルで包んで遮光する事です。遮光する事でツルが肥大化して芋(地下茎)に成長します。逆に遮光を怠ると芋は出来ません。
大体4カ月ほどで収穫できるまで成長します。4月に植えれば8月には収穫可能で、夏休みの自由研究にももってこいです。
PETボトルの中で芋が成長していく様子を観察できる事が、この栽培法の大きなメリットです。
収穫したサツマイモは天ぷらや煮物にして有難く頂きました。
調理屑のサツマイモも上手に使えば、新たにサツマイモを育てる事ができます。まさに「再生栽培」ですね。
こんなPETボトルのリユースもアリなのではないでしょうか?
広いスペースも要らず、管理も実に簡単なので、皆様の御自宅や事業所のベランダなんかでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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